筋機能矯正

筋機能矯正

当医院では筋機能訓練(正しく口元の筋肉を使えるようにする訓練や正しい位置に舌を誘導 する訓練など)にも力を入れております。
筋機能訓練は歯だけでなく、お口周りの筋肉にフォーカスを当てた矯正治療です。

症例写真は筋機能訓練前と訓練経過後の写真です。
悪い習癖を除去し口回りの筋肉を整えることで出っ歯、深い噛み合わせ、ぽっかんとお口が空いてしまうなどのあらゆる状況を改善出来ます。
この訓練を行うことによって、今まで口呼吸だった方が鼻呼吸がしやすくなります。
矯正治療は歯を並べて終わりではなく、その後の安定性が大事です。

筋機能矯正

歯が上手く並ばない状況、ガタガタの歯並びになるのは、それなりの理由があります。
遺伝性、骨格性の場合や歯の大きさ、歯の生える方向が良くない場合、また悪習癖など。原因があっての結果です。
原因を取り除かないで、見栄えだけキレイに並べても安定性は良くありません。
しっかりとした噛み合わせを獲得し、その噛み合わせを自分のものとして長期的に維持させるために。歯の周りの筋肉を整えることはとても重要な要素です。

症例

症例①

正面

筋機能訓練症例

側面

筋機能訓練症例

上顎

筋機能訓練症例

下顎

筋機能訓練症例

症例②

筋機能訓練症例

症例③

筋機能訓練症例

下顎前突・反対咬合 症例④

歯牙由来の反対咬合であっても、成長の過程で骨格的な反対咬合に移行するケースは意外に多いです。筋機能療法はこのような歯牙や筋肉の歪みをほどくことにより、噛み合わせを安定させ健全な骨格へと導いてくれます。

上記症例は前歯7本の被蓋関係が逆転している反対咬合でした。治療1年行い、前歯2本乳歯が抜けていますが他歯牙すべて被蓋関係は正常になりました。このように矯正ブラケットやワイヤーの力を利用しなくても、正しく行えばトレーニングだけで歯がバランスよく動いてくれるとてもお子様に優しい治療方法が筋機能療法です。

ただ、この筋機能療法は成長期にのみ可能な特別な治療方法ですので、より多くの方にこのような治療方法があることを知って頂き、成長期の段階での歪みに関しては早めにご相談にいらして頂ければと思います。

筋機能訓練症例
筋機能訓練症例